第46回北海道地区躰道優勝大会
2023年7月16日、北海道大学武道場にて北海道地区躰道優勝大会が行われました。今回の道大会では初めてマスクが必要ない、選手としてはとても有難い状況の中で試合に臨めました。
今回は東北大学・東北福祉大学の監督である青木先生、北里大学十和田校の監督である濱中先生。東北大学から八代君が審判員、選手としてご参加いただきました。ありがとうございます。
東北大学は今年度から部活動として始動し、4名の新入部員が加わったと伺いました。共に研鑽し合える仲間が増えたことに感謝すると同時に、とてもうれしく思います。
さて。以下、大会の様子と結果について報告します。
〇大会の様子
大会はまず、1年目のよる新人法形から始まり、女子個人法形、男子個人法形、女子個人実戦、男子個人実戦を経て、男子団体法形を行い、最後に団体実戦競技を行いました。どの選手も今までの練習の成果を発揮し、特に新人では、入部して間もない選手も法形を行うことができ、1年目のこれからに期待できると確信できるものになりました。試合中は応援の声が飛びかい、北大躰道部全体がもり上がった非常に熱い大会になりました。
〇主将から
52代主将 野波柾希
ほとんどの部員が今年初の大会であり、緊張感が強い中始まった大会でしたが、気持ちのこもった新人法形を通す1年生に感化され、上級生の演舞にも自然と勢いが出てきました。団体法形では2チームが互いに切磋琢磨し合い、良い刺激を与えながら練習してきた成果を十分に発揮することができたように思います。実戦は、初めて大会に出場した選手も多く、まだまだ成長できる部分が多いように感じるため、今後の糧にしていきたいと思います。学生大会ではもっと成長した姿をお見せできるよう、今後の稽古にもより一層励んでいきますので、今後ともご支援と応援のほど、よろしくお願いいたします。
〇結果
・新人法形競技
優勝: 工藤汰一(1)
準優勝:間藤翼(1) 第3位:金子拓豊(1)
第54代 工藤汰一
新人法形競技で優勝でき、とても嬉しいです。初めての大会の舞台で、初戦は緊張で思うように体が動きませんでしたが、決勝に行くにつれて程よい緊張感の中、日々の練習で培った成果が出たと思います。ただ振り返ってみると、精神的な面、技術的な面で不安定なことが多かったため、これからの練習で改善したいと思います。
これからある北日本大会、学生大会に向けて、仲間と切磋琢磨し、頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願い致します。
・男子個人法形競技
優勝:長濱稜汰(5)
準優勝:上田歩生(4) 第3位:水谷友紀(2)
・女子個人法形競技
優勝:五十嵐雛詩(2)
準優勝:三浦知咲歩(3) 第3位:中田春陽(2)
第53代 五十嵐雛詩
個法で優勝したこととても嬉しく思います。個法は力を入れて取り組んできて、勝ちたいという思いが特に強かったので1位を取ることが出来て嬉しかったです。今後は学生大会でも通用するような力強さと表現力のある法形を目指して精進します。
・男子個人実戦競技
優勝:野波柾希(3)
準優勝:青木寛幸(2) 第3位:八代秀佳(東北大学)
第52代 野波柾希
個人実戦で結果を残すことができ、非常に嬉しいです。自分の強みを活かした戦略で戦いきることができたことが大きな収穫だと感じています。連戦を最後まで戦い抜く体力をつけ、今後の大会でも上位進出できるよう、今後の稽古に励んでいきたいと思います。
・女子個人実戦競技
優勝:三浦知咲歩(3)
準優勝:鳴海綾乃(2) 第3位:五十嵐雛詩(2)
昨年度、先輩方と実戦の練習を積んでいた手前、後輩に負ける訳にはいかなかったので正直ほっとしました。まだまだ実戦の中で使える技のレパートリーが少ないことが課題で、今後はもっと自分の武器を増やし、実戦練を楽しみつつ、強くなっていきたいと思います。
これからの大会に向け、しっかり後輩を引っ張っていけるよう、気を引き締めて頑張ろうと思います。
・団体実戦競技
優勝:Cチーム(八代秀佳、廣井裕太、辰巳祥平、梅野航世、三浦知咲歩)
最後となりますが、道大会がこのように素晴らしいものになったのも、審判やご指導に尽力してくださった先生方、ご支援してくださっているOBOGの先輩方のおかげです。心より感謝申し上げます。今後も北大躰道部員一同、精進を続けて参ります。
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