平成最後の納会!
こんにちは!
去る12月16日(日)、北大武道場にて2018年最後のイベントである納会が行われました。
今回は平成最後の納会、さらに来年には北大躰道部50周年も控えているということで、現役部員はもちろん先生方もいつも以上に熱の入ったご様子でありました。
納会では、1・2年目が今年一年で会得した転技を先生方や先輩方にお見せする転技お披露目、次期幹部である2年目を主役とした納会展開、展開チームが一丸となって戦う団体実戦の3つを行いました。
転技お披露目では、バク転、バク宙、ハンドスプリング、側宙など各々が練習してきた転技を先生方の前で披露し、それに関するご講評をいただきました。ほかの武道には見られない躰道独特の「転技」を磨く上で一つの大きな目標であるこのイベントに向けて納会前から1・2年目が必死に練習する姿がよく見られましたが、納会当日までにこれまでの努力が実った部員が多かったのではないかと私は感じております。
納会展開に関して、近年は1年目を主役として展開を作っておりましたが、今年は来年の大会に向けた選手の選考や個々人の一層のレベルアップを目的に2年目を中心とした展開の構成・練習を行い、より本番を見据えた形で納会展開を作ってまいりました。
1年目は初めての展開ということで、構えからしか練習してこなかった技をいかに運足中に繰り出すか・どうやって主役に技が当たる間合いに入ることができるのか・人が密集しているところに転技で入っていく際の恐怖心の克服など、今年1年のなかでも乗り越えるべき課題の多いイベントだったのではないでしょうか。2年目は1年目に比べれば1年分の経験値の差が多少あるものの、克服すべき課題は1年目と同様か、さらに人によってはそれ以上だったのではないでしょうか。3年目に関しては、バリバリ動くというより下の年目のバックアップに回る場面が多く見られ、下の年目として実力のある先輩方にいろいろと教われる良い機会になりました。
団体実戦では、1~3年目が入り交じるなか下の年目が先輩相手に1本勝ちを決めたりポイントを取ったりするなど白熱したものになりました。人によっては怖くてあまりやりたくないと感じてしまう競技ではありますが、今回のような和気あいあいとした雰囲気の中で試合を行える珍しい機会を経験して少しでも実戦競技に対する抵抗感が払拭できたり、自分の技に自信を持つことができていたら良いなと思います。
納会のあとには、現役部員や先輩方、そして先生方とコンパを行いました。コンパでは、OBOGの皆さま、そして先生方など普段なかなかお話しできない方々と躰道に関すること・関しないことなど様々な話を交えながら関係を深められたのではないでしょうか。
今年一年を振り返ってみると、本当にたくさんの出来事がありました。せっかくなのでちょっとだけ振り返ってみました…。
4月は(例年のことながら)新歓を行いながら春大会に向けた練習を行うというスケジュールの面で大変な期間を送り、あれよあれよという間に5月の新歓コンパ・新歓合宿。7月は年に1度の地区大会である道大会、8月からは学生大会・全日本大会に向けた本格的な練習がスタートしました。
9月には北海道胆振東部地震による停電・断水と交通機関の一時ストップにより結果として北日本大会への出場を見送ることになってしまいました。自然災害は未然に防げないので仕方ないの一言ですが、学生大会前の腕試しの場を一つ失ったという点で非常に痛い出来事でした。
そのような中、10月の学生大会では総合第3位に、翌月11月の全日本大会では総合第2位になることが出来ました。これについては先生方・先輩方のご指導が素晴らしかったから、そして何より出場した選手一人一人が努力したから、このような素敵な結果にたどり着けたのだと感じております。
嬉しい思い出、楽しい思い出、悲しい思い出、つらい思い出等々、挙げたらキリがない程に濃く、その分部員各々が得るものが多い1年となりました。
2018年の活動は納会をもって終了です。オフ期間を使って思い切りリフレッシュして、来年の正規練習で全員そろってまた元気に稽古ができることを楽しみにしています。
この場で恐縮ですが、これまで我々北大躰道部にかかわって下さったすべての方に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
そして、来年2019年からも北大躰道部の目標である全国大会総合優勝に向けてより一層精進して参りますのでご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします!
以下、写真です。